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「後発組だからこそオリジナリティで勝負!」楽園グループ初の宿泊施設「eeGee STAY大宮」

「後発組だからこそオリジナリティで勝負!」楽園グループ初の宿泊施設「eeGee STAY大宮」

【写真】イージーステイ大宮 神戸大助 2003年入社
【写真】イージーステイ大宮 柳田麻央 2016年入社

イージーステイは「都会で見つけた自分だけの空間」をコンセプトに作られた進化型の大型カプセルホテルであり、浜友グループ初の宿泊施設となります。すでに多くの会社がカプセルホテルを運営している中で浜友グループはいわば後発組。オープンまでどんな苦労や工夫、オープン後の取り組みなど二人の社員に語ってもらいました!

4ヶ月間カプセルホテルに泊まって出した最適解とは。

ーホテルへのこだわりを教えてください。

柳田:うちの施設って全て木製であたたかみがあるからカプセルホテルっぽくなくて、まるで“大人の隠れ家”のような作りですよね。フロアに入っただけでちょっとワクワクします。

神戸:この作りにたどり着くまで本当に大変だったよ。数ある競合の中、浜友観光がカプセルホテル事業を始めたのは比較的遅かった。だから、従来のカプセルホテルを作っても競合には勝てない。差別化を図るために絶対にオリジナリティが必要でね。そこで、発案したのが大人の隠れ家をテーマにした、ツリーハウス風のカプセルホテルだったんだ。

柳田:そうだったんですね!でも、カプセルホテルでオリジナリティって難しいですよね。お客様もそれを求めているのかどうか分からないですし。

神戸:そうそう。オリジナリティをだしても、お客様がそれを求めているかどうかはわからない。そこで、社長からのアドバイスもあってまずは、今ある競合店舗のカプセルホテルがどんなものかを自分で体験することにしたんだよ。関東のカプセルホテルは、ほぼ泊まりにいかせてもらって、遠いところだと名古屋や兵庫も行ったなぁ。4ヶ月間ほぼ毎日カプセルホテルに泊まりっぱなしだったよ。

柳田:よ、4ヶ月間もですか!?すごいですね!何か発見ってありましたか?

神戸:あった!あった!例えば、カプセルホテルの部屋のサイズはどこへ行っても、だいたい高さ1メートル×幅1メートル×奥行き2メートルの同じ大きさだということ。このサイズだと僕の場合、少し狭いな、もう少しゆったりくつろげればな、と感じたんだよね。競合との差別化にもなるし、お客様には、少しでもくつろいでもらいたいから、従来よりもユニットのサイズは広くすることにしたんだ。ただ、闇雲に広いスペースをとってしまうとベッドが置ける台数が減って単純に収益が減ってしまうし、通路を狭くしすぎると消防法に違反してしまう。いろいろなことを考えて算出した最適な広さが現在の高さ1.4メートル×幅1.4メートル×奥行き2.2メートルなんだ。

柳田:ユニット内のサイズにそんな秘話があったとは、驚きです!ユニット内が木製というのもカプセルホテルの中では珍しいと思うのですが、理由は何かあったんですか?

神戸:カプセルホテルのユニットは既製品だと、僕が算出したあの大きさを扱っている会社はどこにも無かったんだよね。だったらもう自分たちで作るしか無いということになって、お取引のある業者に頼んでオリジナルのものを作ることにしたんだよ。折角オリジナルのものをつくるんだったらどこにもないものを作りたいじゃない?大人の隠れ家をテーマにしたツリーハウスというコンセプトだったし、それなら木製にしてしまおうと!木のあたたかみって癒されるから、お客様にリラックスしてもらえるかなとも思ったしね。業者さんに、細かく細かく依頼をして、試作品を作ること数回。こだわりぬいたオリジナルのユニットが完成したんだ。

柳田:すごいこだわりですね!他にも何かこだわったことあるんですか?

神戸:もちろん!例えばマットレス。既製品のマットレスは洗いにくくって。だから洗いやすく湿気がたまりにくい素材を、寝具メーカーさんと共同開発して、できあがった試作品を並べて実際に社長に寝転がってもらって寝心地の感想を聞いたり、他にも防音材の選定や中に入れるテレビの大きさをこだわったり。貴重品ボックスまで自分で探したなぁ。大変だったけど、こだわりのつまったいいものが出来てうれしかったよ。

全てがゼロからのスタート。経験が財産になる。

ー楽園からイージーステイへ異動になって苦労した点、楽しかった点はどんなところですか?

柳田: 私は楽園のホールからイージーステイの接客スタッフへ異動になったのですが、異動自体に特に不安はなかったですね。でも正直、何をするんだろう?とは思っていました。カプセルホテルは、プライベートで利用したことがないのでどんなものかイメージできていなかったし、業態が違うから接客方法は全く違うし。もちろん初めての事業なので誰も経験したことがないから誰も分からないし…。

神戸:そうだよね。パチンコの新店オープンは大変だけど、会社にはある程度のノウハウがあるのに比べて、カプセルホテルは誰も経験したことがないから誰も分からないもんね。どうだった?研修で一ヶ月半ほど出向も経験したよね?

柳田:はい!出向での研修は覚えることが山ほどあったけれど、どれも新鮮で楽しかったです。実践ですぐに役に立つものも多かったですし。大変だったのは出向から戻ってアルバイトスタッフに研修を行ったときですね。出向で学んできて、すぐに研修を行ったので、「これであっているのかな?」「この伝え方でいいのかな?」と毎日悩みながら、教えていましたね。大変だったけれど、人に教えることで、学んだことを改めて理解することができるいい機会になっていたな、と当時を振り返ると思います。

神戸:それはよかった!最初はみんなわからないことだらけだったけど、皆の努力のおかげもあって、だんだんと良い形になってきているよね。この大宮店は浜友グループにとってこの後に続く店舗のモデルケースになると思う。その自負を持って、これからも協力し合いながら、より良いものにしていこう!

柳田:はい!こだわりの詰まったカプセルホテルを、今以上に私たちの手で工夫して、お客様に「イージーステイに泊まりたい!」と思ってもらえるようなカプセルホテルにしたいですね!

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